概要
CD、または音楽ファイル再生が可能なアプリケーションです。
CD再生においては、CD-TEXTに対応していますが、FreeDB(CD楽曲サービス)には対応していません。
特徴として、プレイリストに、「一時停止」、「ステレオバランスの変更」、「イコライザーの変更」、「ジャンプ」、「音量変更」を組み込むことができます。
- 一時停止
- 事前に指定した時間に到来したら、指定した秒数音楽再生を停止します。
- 一定時間経過した後は、自動的に再生を再開します。
- ステレオバランス
- 事前に指定した時間に到来したら、音楽のステレオバランスを変更します。
- イコライザー
- 事前に指定した時間に到来したら、イコライザーを適用します。
- ジャンプ
- 事前に指定した時間に到来したら、指定した時間へ移動します。
- 同じ音楽の中で移動が可能です。
- 音量変更
- 事前に指定した時間に到来したら、指定した音量に変更します。
特殊効果は、他のアプリケーションでは全体設定とされていますが、このアプリケーションではプレイリストに組み込んで使います。
音楽単位で適用されるため、適用した音楽の再生が終わり次の曲へ移動すると、特殊効果は解除されます。
特殊効果をプレイリストに組み込んで使うかどうかはユーザーに委ねられています。
特殊効果を全く使用しない使い方も、歓迎します。
以下は開発時のスクリーンショットです。画面表示の言語は英語と日本語から選べます。(※)
※開発時はアクリル効果を適用するようにしていましたが、リリース直前にマイカ効果を適用するように変更しています。(7/19 追記)
このソフトウェアの紹介のプレイステーション(日本語版)。
このソフトウェアの紹介プレイステーション(English)。
仕様
このアプリケーションの仕様は下記のとおりです。
- 再生可能な音楽フォーマット
- MP3
- WAV
- WMA
- AAC
- AIFF
- FLAC (Ver.1.2.0~)
- OGG (Ver.1.2.0~)
- CD-DA
- 読み込み可能な音楽再生リスト
- M3U
- M3U8
- STPX(*)
- 書き込み可能な音楽再生リスト
- M3U8
- STPX(*)
- 再生方式
- WaveOut
- DirectSound
- WASAPI
- ASIO
*STPX形式はこのアプリケーション独自の音楽再生リストのフォーマットです。
プレイリストに特殊効果が含まれる場合、M3U8だと特殊効果部分の保存ができないので、STPX形式で保存する必要があります。
CD-DAの再生にも特殊効果は適用できますが、CD-DAは音楽再生リストに保存できない制約がありますので注意してください。
既知の不具合など
以下の事象を確認しています。(2024/07/14に掲載しました)
- タイトルバーのアクセントカラーの位置がおかしい。
- 以下のように、アクセントカラーの縦幅がおかしい。コンポーネント開発元が調査をしています。
- エクスプローラから、Windowsのデフォルト言語以外のファイルを開けない。
- 例えば、Windowsの英語版では、エクスプローラーから日本語名を含むファイルを開くことができません。
- この事象を回避するには、エクスプローラーからファイルをプレイリストに直接ドラッグ&ドロップしてください。
- MP3ファイルで次の曲に自動で進まない。
- MP3再生時に、音楽が終了したのにもかかわらず、次の曲に自動で進まないことがあります。
- Ver.1.0.0で発生しますが、Ver.1.1.0では修正される見込みです。
使用許諾契約書
- このソフトウェアは無料でご利用頂けます。
- このソフトウェアは無保証で、このソフトウェアを使用したことで発生したいかなる損害に対しても作者は一切の責任を負わないものとします。
- バージョンアップ、バグ対応等について開発者はなるべく対応しますが、これらの義務を開発者は負わないものとします。
同意いただけない場合は、ソフトウェアを使用せず、削除、またはアンインストールをお願いします。
OSと必須ソフトウェアについて
- 対応OS
- Microsoft Windows 11 (22H2以降のみ対応)
- 必須ソフトウェア
Windows10には対応しておりませんのでご注意ください。
ダウンロード先
- SoftPedia(英語) Ver.1.2.0
- Vector(日本語)Ver.1.1.0
- Microsoft Store(無料で利用できます)Ver.1.2.0
- ここからダウンロード Ver.1.2.0
LGPL-2.1に基づくコンポーネントの頒布
Simple-Type Audio Player 1.2.0以降から、ライブラリ「TagLibSharp(LGPL-2.1)」をカスタマイズして使用しています。
つきましては、LGPLライセンスに基づき、変更したライブラリを公開します。
なお、ライブラリでは文字コード判定ライブラリである「MultiLanguage.dll」を使用していますが、本ライブラリはZjpファイルに同封しておりません。
Zipファイルの中に当該DLLを生成するためのメモを入れてあるのでそれを元に使用してください。
- TaglibSharp_Custom(LGPL-2.1)
不具合などについて
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